韓流ドラマ『冬のソナタ』に、この木の並木道が出てきて、
ちょっと有名になったらしい。
『生きている化石』とも呼ばれる。200万年前に絶滅したと考えられてたが、
70年ぐらい前に中国の山奥で発見された。恐竜が跋扈してたときに、
その世の春を謳歌してた古代の植物。杉の仲間。でっかくなる。
写真は、その園芸種、メタセコイア・ゴールドラッシュ。
葉っぱが金色がかった黄緑。だいたい、そーゆー変異種は劣性遺伝だから、
本種ほど、成長力は強くないが、それでも、大きくなる。幹も太くなる。
植木のガイドブックを見ると、一般家屋の庭に植えちゃいけない植物として出てくる。
まぁ、当たり前だ。樹高は20mを超え、幹回りも1mを超えるのだもの。
張り巡らされた根が、家の基礎を持ち上げて、破壊する。
落葉樹だから、落ち葉の量もハンパじゃない。
ただ、鎌倉のこのあたりは1mも地面を掘れば、粘土層と砂岩層にぶちあたり、
根が地中深く伸びていけない。生育環境はあまり良くない。
だから、恐れるほど大きくはならないのではないか、と踏んでいる。
家のバルコニーで育ててたときは、さすがに植木鉢に入れてたが、
去年の春に、くるくるの地に下ろした。
1年たって、今年は元気を取り戻し、ぐぅ~んと伸びた。
いまは2mをちょっと超えたぐらいかな。
・・・知~らないっと(笑)。